【Cardano最新ニュース】2023年10月12日時点　

1.Cardanoブロックチェーン開発進捗

カルダノのウォレット「Lace」が大幅にアップデートされ、新しいバージョンではマルチステーキングのコントロールが向上し、ユーザーに使いやすさが提供されました。Laceプラットフォーム1.6では、パーセンテージでステーキング比率をカスタマイズでき、選択したプールを簡単にブラウズできるようになりました。さらに、以前の1.5リリースでは最大5つのステークプールでステーキングが可能でしたが、1.6のアップデートにより、各ステークプールに対するステーキング割合を選択できます。これにより、リワードを最大限に得るために好みのステークプールを選んだり、特定の支援対象に賛同するためのステークプールを選ぶことができます。

2.Ripple・SEC裁判ニュース

2020年から続くSEC対Ripple/XRPの訴訟が、今年の12月で丸3年が経過する模様です。仮想通貨全体にとって2023年は素晴らしい年となりました。現状Rippleはリテール側では証券ではないと言われています。しかし証券として分類される場合、一連の規制が適用される可能性がある機関投資家はRippleのステータスに関して不確実性を抱えており、その結果、Rippleの将来に対する不透明感が生じているようです。大きな裁判が開廷するのは2024年第2四半期で訴訟の結末が機関投資家の行く末を左右する模様です。

3.ADA相場分析

ADA（Cardano）の価格について、現在は相場が比較的穏やかな状態が続いています。長期的なエリオット波の三角形パターンを追跡しており、数ヶ月にわたり横ばいの動きが予想されています。価格が30セントから34セントの範囲に向けて上昇する可能性もありますが、高い確信はありません。訴訟の終結まで不確実性が続いており、価格の動向も複雑です。30セントから34セントの価格帯に移動しても、また別の下降トレンドが起こる可能性も考えられます。現在、最も可能性が高いシナリオは、価格が更なる下落を示唆する三角形のエリオット波の展開です。価格が27セント以下にとどまれば、もう1つの下降トレンドが起こり、価格の下落は23.6セントで確認されるでしょう。現在の相場状況では、価格の下落が続く可能性が高いようです。