276エポック(2021/7/5〜2021/7/10)運用レポート
Youtube報告
JSPのプール情報
本エポックにおけるJSPのプール情報と生成ブロック情報は以下表の通りです。
委任量 | 11.5M ADA |
固定手数料 | 340 ADA |
マージン | 0 % |
事前割り当て生成ブロック数(期待値) | 18個(10.71個) |
幸運指数 | 168.07% |
生成ブロック数 | 17個(ghostedが1ブロック発生)※ |
ブロック生成の成功率 | 94.4% |
ROS | 8.01% |
※”ghosted”はCardanoの仕組み上必ず発生するためSPO側で制御不能
サーバのアップデートの報告
特になし。
本エポック開始時点の所感
幸運なことに、ROSが5%以上となるエポックが続いている。各エポックのROSは運であり、ROSは年間を通して平均5%前後に収束する。委任者の方々にはこれらを留意していただきたい。また、割り当てられたブロックについては、責任を持ち確実に生成成功したい。
本エポック終了時点の所感
プール運営を開始してから初めて”ghosted”が発生した。Cardanoでは、ブロック割り当てにおいて異なるスロットでブロック生成担当プールが重複することがある(一方、”stolen”は同じスロットでブロック生成担当プールが重複する)。その場合には、「ハイトバトル」と呼ばれる方法でいずれかのブロックを採用する。ハイトバトルはネットワークへより早く伝搬したプールのブロックを採用する方法である。一般に対策としてリレーノードの処理速度を改善が挙げられるが、接続先のリレーノードのスペックを改善することやより早いスロット担当プールが有利なので、JSP側での対策は難しい。